草との戦い。
農家なら誰しもが経験する、避けては通れない道。
自然豊かな日本だからこその悩みというのか、たいへんありがたいことだとわかっているものの、気がついたら草がボーボーになってしまう事態は農家にとって苦悩すべきことです。
恐ろしいほどの占有。
気温が高くて雨もそこそこ降っていれば、草の勢いは止まりません。
野菜だって負けずに成長しますが、草にはかないません。
放っておけば草に負けてしまうのが野菜。
だからこそ畑の神様”農家”が手をかけて、神の采配でもって野菜たちの生存を後押ししてあげます。
草刈り。
それは野菜たちを畑の支配者にするための、神の裁きなのです。